池田理代子氏の人気少女漫画を原作とするテレビアニメ「ベルサイユのばら」(全40話)が、11月6日(金)夜9時よりJ:COM BS(BS260ch※全国全番組無料放送)で放送を開始する(毎週月~金曜夜9:00-10:00、2話連続放送)。1979年にテレビアニメ化された本作は、18世紀のフランスを舞台に、男装の麗人オスカルや王妃マリー・アントワネットらの激動の人生を描く歴史ロマンとなっている。
華麗な宮廷に渦巻く愛と陰謀
物語の主人公は、武人の名門ジャルジェ家に生まれたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(CV:田島令子)。息子のいない父親によって男として育てられたオスカルは、14歳でマリー・アントワネット(CV:上田みゆき)付きの近衛隊長に任命され、軍人としての道を歩み始める。
やがてオーストリアからフランス王室に嫁いできたアントワネットは、スウェーデンの貴公子・フェルゼン(CV:野沢那智、堀勝之祐)と運命的な出会いを果たす。しかし、オスカルもまたフェルゼンに密かな思いを寄せており、3人の関係は複雑に絡み合っていく。
一方、宮廷では国王ルイ15世の愛人であるデュ・バリー伯爵夫人とアントワネットの対立が激化。さらに、貴族たちの権力争いや陰謀が渦巻く中、オスカルは軍人としての使命と自身の信念の間で葛藤することになる――。
本作では、華やかなベルサイユ宮殿の裏側で繰り広げられる人間模様に加え、幼なじみのアンドレ(CV:志垣太郎)がオスカルに抱くひたむきな思いも見どころの一つ。それぞれの立場や身分に翻弄されながらも、自らの愛を貫こうとする登場人物たちの姿が物語に深みを与えている。
フランス革命へと突き進む、オスカルの壮絶な運命
物語が進むにつれ、オスカルの人生は大きく変化していく。宮廷の華やかな暮らしとは対照的に、貧困に苦しむ民衆の現実を目の当たりにしたオスカルは、貴族としての立場と正義感の間で揺れ動くようになる。
その後、近衛隊から衛兵隊へと移ったオスカルは、反発する隊員たちと向き合いながら信頼関係を築いていく。そして、フランス革命の機運が高まる中、王室を守る立場にあったオスカルは、ついに民衆とともに戦う道を選ぶ。
さらに、長年オスカルを支えてきたアンドレとの関係にも大きな転機が訪れる。互いを思いながらも素直になれなかった2人が、激動の時代の中でどのような運命をたどるのか。革命の象徴的な出来事であるバスティーユ襲撃へと向かう終盤は、作品の大きな見せ場となっている。
また、鈴木宏子が歌うオープニングテーマ「薔薇は美しく散る」とエンディングテーマ「愛の光と影」が、本作の切なくも力強い物語を印象的に彩る。愛と誇り、そして時代に翻弄される人々の生きざまを描いた不朽の名作を、全40話にわたって楽しむことができる。
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