川口市内の公園でワスレグサ科の宿根草「ヘメロカリス」が開花し、来園者を楽しませている。ヘメロカリスはギリシャ語で「一日の美」を意味する。名前の通り花の命は短く一日でしぼんでしまうが、1本の茎に多数のつぼみをつけるため、次々と日替わりで大きな花が咲き、長い期間、鑑賞できるのが特徴。ユリに似ていることから「デイリリー」とも呼ばれる。
市公園緑地公社によると、ヘメロカリスが咲いているのは青木町公園、川口西公園、ゴリラ公園、中青木公園、並木元町公園。メイン会場である同市西青木の青木町公園には約500種、2千株以上が植えられ、陸上競技場の東側やテニスコートの南側、野球場北側の聖火台へと向かう通路の植え込みなどで、色とりどりの花がかれんな姿を競い合っている。10日ごろにピークを迎える見通しで、その後2週間程度は楽しめるという。 ヘメロカリスは、群馬県伊勢崎市の個人植物園「ヒロコドリームガーデン」から無償で譲り受けたもの。高齢化などで園の縮小を検討していた園主の金井尋子さんと、同園をたびたび訪れていた同公社職員の内田啓介さんの親交がきっかけとなり、約千種、5千株が同公社に寄贈された。2024年10~12月に同公社職員が現地での掘り取りや公園への植栽を行った。
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